取材用のカメラを新調しました。LUMIX S1RM2です。それまでは同じLUMIXのS9を使っていましたが、買い増した形です。
軽量コンパクトなS9からゴリゴリしたS1RM2へ買い換えた理由などをお話していきます。
老眼にはファインダーがあった方が便利だった

※ここでは目のピントとカメラのピントの話題に触れます。目については「ピント」、カメラのピントについては「フォーカス」という言葉に統一します。
年齢を重ねて老眼になってくると不安になるのがフォーカスです。いまどきのカメラはオートフォーカスが優秀だけれど、それでも「この1枚」が外れているととても切なくなります。
ここに老眼が加わると、背面の液晶でフォーカスが当たっているかどうかの判断がとてもしづらくなります。ある特定の距離でしか目のピントが合いにくくなるので、フォーカスの確認に手間がかかるようにります。
更に、同じシーンを念のため複数枚撮影するケースが増えてしまいます。これは帰宅後に撮影データを確認する手間が増えてしまいます。枚数が限定されているフィルムカメラと異なる、デジタルカメラの撮影スタイルの課題でもありますね。
ファインダーのあるカメラで、ファインダーにある視度調整機能を使うことで、常に目のピントでフォーカスを確認しやすくなりました。そこから、無駄な撮影を減らし、必要なカットを、必要を少し上回るカット数で撮影できるようになりました。
老眼持ちにはファインダーのあるカメラ、優秀です。
トリミング耐性のある画素数

これも歩留まりに影響する部分ではあります。一般論として画素数の多いカメラの方が、少ないカメラよりもトリミング耐性が高いものです。僕のお客様はWebメディアであることが多いので、撮影する場合、多くは横1600ピクセルもあれば足ります。となると、全体で何ピクセルある中で1600ピクセルを切り出せば良いか、サイズを圧縮して出せば良いかという話になってくるわけで、その時に全体のピクセル数が多い方が切り出した際の精細さが増すわけです。
実際にやるかどうかは置いておいて、主題となる対象を画像のど真ん中において上下左右を空け、撮影すると、トリミングの仕方で主題を右上に置いたり左下に置いたりできます。1枚の画像から複数の表情を出すこともできるので、効率が上がることもあります。
実際は、どんな写真を撮影するかを打ち合わせることもあるので、最初から狙いを絞って撮影します。が、真ん中に置いた写真を「押さえ」で撮っておくと、何かしらしくじった際に救ってくれる1枚になる可能性もあります。
約4400万画素あるS1RM2は、約2400万画素のS9よりもトリミング耐性が高いです。加齢による衰えを少しでも機材でリカバーできるのであれば、これも良しです。
デュアルスロット機種をメインにしたかった

S1RM2の前は、S9の他にLUMIX S5という機種を使っての2台体制を築いていました。発売時期てきに古いS5と新しいS9を使っていたのですが、S5はメモリーカードを2枚挿しでき、撮影時の画像データを2つのカードに同時記録できる機種でした。これはメモリーカードの故障の可能性を考えると安心感抜群です。
S9はオートフォーカスの性能が上がってコンパクトで、優秀なカメラなんだけれど、メモリーカードは1枚しかささらないんですよね。これが不満というか不安で、実際はデータが飛んだことはないけれど、心にどこかチクチクしたものを感じながら撮影することが多かったんです。
パソコンを持ち歩いて、撮影直後にできるだけ早くパソコンに取り込み、データの2重化を図ったりね。
LUMIXにはS5の後継機種S5M2があります。S9にファインダーを付けてメモリカード2枚挿しの機能を付けると、まあまあS5M2になる、という兄弟機種です。
これを使っていれば良かったのですが、その時はボディの小ささに惹かれてS9を選んでしまったんです。
一般論で考えてS9はとてもいい機種なんだけれど、僕の性格的にはメモリカードが2枚挿せる機種の方が良かったな、ということに、S9を選んでから気づかされたわけです。
そこで、S5と新しい一台を入れ替え、その新しい一台を主軸にしようと考えました。その結果はS5M2よりも新しいS1RM2だったわけです。
新しいカメラを使いこなしていかないといけない

使って見ると、フォーカスが合う速度やシャッターを切る感触など、S1RM2ならではの使い心地の良さはいろいろ感じられます。早く手の内に入れて、カメラが持つポテンシャルを十二分に引き出せるようになりたいもんです。
そのため、仕事以外でもカメラを持ち出す機会を増やしている今日この頃。日頃の撮影を仕事に活かせるようにしていきたいと思っています。
ともあれ、まあまあ綺麗な写真を撮れるようになりましたので、カメラマンさんをアサインする余裕のないメディアさんからのお仕事ご依頼、お待ちしております。
