取材の際、持っていく機材はだいたい決まるものです。カメラと一緒に持っていくレンズも、取材の場合は2本に絞れています。
僕の使用カメラはLUMIX S1R2。Lマウントです。取材先はメディアや対象企業・店舗によって様々で、人物・屋内・外観などさまざま。
取材で持っていくLマウントのレンズ2本と利用シーンをご紹介します。
万能の標準ズームレンズ S-R24105

まずは、24-105ミリF4の万能レンズ、S-R24105です。インタビューの際の人物写真や飲食店の店内写真・料理写真の大部分はこれ一本でOK。
仕事で撮影する際にズーム機で寄り・引きができるのが本当に助かります。24-105という距離の幅は、半径10メートルくらいのものをいろいろ撮っていくのにはピッタリなんですよね。
F4は決して明るい方ではありませんが、まず日中の撮影ではF5.6程度で撮影することが多いので問題なし。暗い時は解放のF4で撮影することになりますが、カメラ本体の画像処理・手ぶれ対策性能が良くなっていることもあり、カバーできている印象です。
夜間に撮影する、取材先がビルの地下など、明るいレンズが必要と思われるときは、この記事では紹介しない、明るい単焦点レンズも持っていきます。
明るい超広角レンズ SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN

屋内外を問わず建物の撮影に役立つのが、SIGMAの16-32 F2.8。16ミリはスマホカメラの超広角と同等のワイド感です。
ある部屋の全景を撮影したい馬合、できるだけ後ろに下がるのが常ですが、建物内だとやっぱり後退するのには限界があります。都合良く背中に廊下はありませんし、廊下があったとしても壁が邪魔して全景を取ることはできないものです。
建物の外観を撮るのも同様です。できるだけ下がって全景を写したいのですが、それにも限界があります。
趣味の写真であれば気になる装飾や看板をアップで撮って済む場合もありますが、取材の写真として全景を押さえられないのは残念至極。事情を分かってくれるクライアントや編集者ならNGは出ないでしょうが、全景があったほうが良いに超したことはありません。
機材が揃うまでは、そこだけスマホの超広角を使うという手もあります。できればより画質の良いデジタルカメラで写したいものですが、標準ズームの優先順位が上なので、揃えるなら広角ズームを2番手に持っていきましょう。
初めてレンズを買うなら、それに付けるレンズは「標準ズーム」を
取材をする人が、スマホを卒業して初めて本格的なカメラを買おうとするなら、最初の一本は「標準ズーム」と呼ばれるレンズを購入するのが1番です。各社、このタイプのズームがあります。
広角ズームの方は使える状況が限定的なのに比べ、標準ズームは利用シーンが幅広く、利用する回数はこちらの方が多くなります。
詳しくなければ、カメラショップの店員さんにカメラを見せて、
「これにあう標準ズームを買いたいです」
と伝えれば、候補を挙げてくれます。そこから予算見合いで購入レンズを探しましょう。

